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2013年度12月期研究会・ブレーメン館忘年会のご案内 [「ブレーメン館」研究会]

  北海道では平野にも初雪も降り、これからいよいよ本格的な冬を迎えますようとしていますが、会員の皆様方は如何お過ごしでしょうか。さて、12月の研究会は会員の広瀬玲子さんによる研究発表です。研究会終了後は発表者との懇親会を兼ねて忘年会を行います。暮のお忙しい時期とは存じますが、多くの方々のご来場お待ちしております。

研究会プログラム

発表者: 広瀬 玲子(ひろせ れいこ)氏 (ブレーメン館会員)
発表題目: 植民地支配とジェンダー ——— 朝鮮における女性植民者
日 時: 2013年12月21日(土)14:00 - 16:00
場 所: 北海道情報大学札幌サテライト  札幌市中央区北三条西7丁目 緑苑ビル4F(北大植物園入口正面、玄関南向き)
参加費: 一般参加者500円、大学生以下学生および会員無料

発表要旨:
 1945年の敗戦まで日本帝国の支配は東アジア・東南アジア地域に及んだ。朝鮮半島もその一地域である。35年間の植民地支配の過程で植民者一世・二世(あるいは三世)という世代形成がなされた。
 本報告は、朝鮮で植民者として暮らした日本女性に焦点を当てる。植民地での女性たちのあり様を、①愛国婦人会の結成と活動を通して(一世の経験)、②京城第一公立高等女学校生としての生活(二世の経験)という二つの側面から素描する。植民者としての日本女性たちの大半は、自分が支配者であるという自覚なしに生活するが、そこには支配を支配と感じさせない暴力、被植民者を不可視化する暴力が働いていていた。敗戦により、「自分が侵略者であった」とつきつけられ、引揚げたのちに、内なる植民地主義をいかに解体(克服)するのかが女性たちの課題となるが(これは国民全体の課題でもあった)、いまだに果たされたとは言えない。
 報告では少数ではあるがこの課題に応えようとする女性植民者の事例を紹介し、植民地主義解体(克服)の可能性について考察する。

発表者のプロフィール:
 専門は近代日本思想史・女性史。1951年新潟県生まれ。日本女子大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院で日本近代史を学ぶ。文学博士 (2002年)。1989年から北海道情報大学に勤務。現在北海道情報大学情報メディア学部教授。
 著書『国粋主義者の国際認識と国家構想‐福本日南を中心として‐』芙蓉書房出版、2004年。科学研究費補助金研究成果報告書『帝国の少女の植民地経験‐京城第一高等女学校を中心に‐』2012年。共著『北の命を抱きしめて』ドメス出版、2006年。『東アジアの国民国家形成とジェンダー』青木書店、2007年。『北海道社会とジェンダー‐労働・教育・福祉・DV・セクハラの現実を問う』明石書店、2013年。

忘年会:
場所: 「鶏よ魚よラフィラ店」 (中央区南4条西4丁目すすきのラフィラ7階 Tel 520-2929) 時間: 5時〜7時

 本年度と同様、来年度も研究会/文化講座の発表者(自薦、他薦による)を皆様から募ります。ご希望の方は、発表題目、要旨、希望する発表時期を明記して12月15日までに事務局にご連絡下さい。


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